大型車(バス・トラック)の後ろで運転するポイント|ペーパードライバー運転初心者に役立つ運転の豆知識
13・大型車(バス・トラック)の後ろで運転するポイント
大型車の後ろを走行する場合の車間距離など変えていますか?
大型車の直ぐ後ろを走行する場合は通行位置や車間距離などについて、ペーパードライバー運転初心者に役立つ運転の豆知識介。
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大型車(バス・トラック)の後ろで安全運転するポイント
子供の運動会、少年サッカーや少年野球など・・・
試合の観戦で前の人の背丈が自分より低いと、よく見えます。
ですが・・・
前の人の背丈が自分より高いと、じぇ~んじぇん見えない場合があるので、少し横に移動したりして立つ位置を変えたりすると思います。
自動車の運転も、普通乗用車の後ろで走行しているときは、前方の状況がよく見えます。
大型自動車や中型自動車(以下、大型車など)など、背の高い自動車などの後ろで走行しているときは、全然というくらい前方が見えません。
このような場合、この先で渋滞しているのか、駐車車両や工事など障害物があるのか、じぇ~んじぇんわっかりませんよね。
なので、背の高い車両の後ろを走行する場合は、少し運転に工夫をしてみましょう。
背の高い車両の後ろを走行する時・・・
車両通行帯など複数の車線がある場合、別の車線を走行してみるという方法があります。
背が高い車両と、同じ車線を走行していると見えにくいですね。
となりの車線に変更してみると、視界が開けて背が高い車両の先の状況まで見えます。
ただ、直ぐに右折または左折の予定がある場合は、むやみに車線を変更しないようにしましょう。
むやみに車線変更してしまうと、右折または左折する交差点を曲がり損ねてしまう恐れがあります。
また、下記のように大型車など背の高い車両と、車間距離を多めに空けて走行するという方法もあります。
おおむね通常の車間距離で走行
通常より長めに車間距離を空けて走行
となりの車線に走行位置を変えて走行
通常は、速度から -15 が走行中の車間距離(条件のよい場合)ですが・・・
大型車などに追従する場合は、通常より長く車間距離をとることで視野が開けて広く見え、信号や標識など見逃すこともなくなりますよ。
車間距離を長めに空けると視野が開けて見えます。
トレーラーの左前方に二輪車が確認できます。
トレーラーが二輪車のためにブレーキを踏んだのかもしれません。
また・・・
いつも安全な車間距離を空けてるもん!
これ以上、車間距離は空けたくないもん!!
というチョットわがままな人は・・・(^^;)
大型車など背の高い車両との間に、1台~3台ほど普通乗用車を入れて走行するという方法もあります。
タンクローリーとの間に普通車が走行しています。
大型車との間に3、4台ほど他の車両があると距離ができ、必然的に大型車との車間距離が長めに空いたことになりますよ。
大型車などの後ろを走行する場合、前方の状況がよく見えないので走行位置や車間距離など工夫してみましょう。
慣れていない運転ですが・・・
その慣れていない運転を、少しでも楽に運転ができるよう工夫してみるのも運転の醍醐味なんじゃないでしょうか。
【13・大型車(バス・トラック)の後ろで安全運転するポイント】と併せて読みたい運転の豆知識
【13・大型車(バス・トラック)の後ろで安全運転するポイント】と併せてご覧下さい。
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