信号の変わり目を予測する|ペーパードライバー運転初心者に役立つ運転の豆知識
20・信号の変わり目を予測する
信号の変わり目を予測する、運転していて判断に迷うのは信号の変わり目ではありませんか?信号の変わり目で判断に迷わないペーパードライバー運転初心者に役立つ運転の豆知識。
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信号の変わり目を予測する
信号機
自動車を運転するようになると、自動車を運転しなかった時に比べると意識するようになりますよネ。
信号機とは切っても切れない関係で・・・
避けたくても避けて通れないい関係で・・・
なので、今回のテーマは「信号の変わり目を予測する」です。
下記のような場面に遭遇した場合、皆様はどのような運転をなさいますか?
う~ん、周囲に何も無さ過ぎて不気味。
確かに、何も無さ過ぎて不気味ですね。
青信号だけど・・・黄色に変わるかも・・・ちょっと速度を緩めるか・・・な。
すんばらしい!模範的な対応ですね!
そ・・・そうかな・・・てへっ。
けど・・・ホントは、加速したくてウズウズしてませんか?
そ、そ、そんなこと!お、お、0、思うわけが・・・!
何か、動揺していませんか?
ど、どうよう?!ど、ど、童謡なんか歌ってないよ!
ほらぁ、動揺を童謡って間違えるほど動揺しているじゃないですかぁ~。
信号の変わり目って難しいですよネ。
運転の経験をどんどん積んでいけば、さほど難しくはないのですが・・・。
ペーパードライバーや運転初心者の皆さんは、運転を始めたばかりなので判断に迷うことが多々あると思います。
信号機の青色の灯火は、いつまでも青色なわけではありません。
時間が経てば黄色の灯火や赤色の灯火に変わり矢印が出たりもします。
でも、すべての信号機が同じ間隔で灯火の色が変わるわけではありません。
時間帯や交通量または交差点の大きさなどによって、それぞれ信号の灯火の色が変わる間隔が違ってきます。
なので・・・
歩行者用信号を活用しましょー!
車両用の信号は青色ですが、歩行者用信号は赤色に変わっている場合もあります。
ほとんどの信号機は、先に歩行者用信号が赤色の点滅または赤色に変わったら、車両用の信号が黄色に変わる可能性があります。
(*末尾に注釈)
歩行者用信号が赤色の灯火または点滅していたら、車両用の信号が黄色に変わるかもという予測ができるんです。
「歩行者用信号が赤色だ・・・車の信号も黄色に変わるかも・・・」と予測したら・・・
皆さんは、どのような運転をなさいますか?
車両用の信号は青色ですが、交差点名の標識下にある歩行者用信号は赤色に変わっています。
「加速!」
そう!ビューンと加速!
なんでやねん!!
確かに、信号が黄色に変わりそうになると加速するドライバーが多いです。
でも、信号無視の可能性大ですョ。
では、もう一度
「歩行者用信号が赤色だ・・・車の信号も黄色に変わるかも・・・」と予測したら・・・
皆さんは、どのような運転をなさいますか?
では、もう一度
車両用の信号は青色ですが、交差点名の標識下にある歩行者用信号は赤色に変わっています。
「止まる!」
そう!そう!黄色に変わる前に止まってしまえ!・・・ってかぁ?!
歩行者用の信号が赤色に変わっているだけで、まだ車両用の信号は青色なのに、止まるくらい敏感に反応してしまうと後続車に追突される可能性大ですョ。
「加速!」だと信号無視の可能性・大
「止まる!」だと後続車に追突される可能性・大
じゃぁ・・・どうしろっちゅうねん?!
あ?!
ああ?!
な~るほど!!
では、もう一度
「歩行者用信号が赤色だ・・・車の信号も黄色に変わるかも・・・」
再度もう一度
車両用の信号は青色ですが、交差点名の標識下にある歩行者用信号は赤色に変わっています
「アクセルを緩めてみよっ~と!」
そうなんです。
信号が黄色に変わるかも・・・、アクセルを踏むでもなく、ブレーキを踏むでもなく、アクセルを緩めて黄色に変わらないか流す運転をしてみて下さい。
車両用の信号は青色、歩行者用信号も赤色です。
車両用の信号が黄色に変わるかも「アクセル緩めてみよ~っと!」
先の場面と違って、車両用の信号は青色、歩行者用信号も青色、「しばらく車両用の信号は黄色に変わらないから、そのままの速度で大丈夫!」
ん?歩行者用信号がない場合は?
あ!そげな疑問を持って頂けましたか?
歩行者用信号がない場合は・・・
歩行者用信号がない場合は・・・
「今は青色だけど黄色に変わるかも・・・」
「アクセルを緩めてみよ~っと!」
歩行者用信号が無くても「黄色に変わるかも」という意識と「アクセルを緩めてみる」行動は同じです。
小さい交差点などは、歩行者用信号が設けられていない場合が多いのですが、小さい交差点だと信号無視の歩行者や自転車などが多いことがあります。
「アクセルを緩めてみよ~っと!」という運転行動によって、信号無視の歩行者や自転車に対しても判断が遅れるなどのミスをカバーしてくれるのではないでしょうか。
アクセルを緩める運転は、信号に対してだけでなく信号無視の歩行者や自転車に対しても活用できます。
信号に対する意識をせずに運転していると、黄色になった場合の判断を遅らせたり、鈍らせたりして危険な運転になってしまう恐れがあります。
以下のパターンは、これから運転する上で経験するほんの一部の状況ですが、どのような状況でも信号に対する意識付けは持つようにしましょう。
左側に歩行者用信号がないのと、交通量が多いので歩行者用信号が確認できません。歩行者用信号で信号の変わり目を予測できない状況ですから、「黄色に変わるかも・・・」の意識を忘れないようにしましょう。
左側のトラックで歩行者用信号は見えませんが、対向車側の歩行者用信号は確認できる状況です。追い越し車線を走行中などは、対向車側の歩行者用信号などをチェックすることができます。
この付近で黄色に変わっても、安全に停止できそうにありません。安全に停止できない場合は、そのまま進行するようにしましょう。
車両用の信号が黄色に変わっても・・・
- 安全に止まれる場合は、止まれる運転
- 安全に止まれない場合は、進行する運転
そのような判断ができる運転を、努めて作っていくようにしましょう。
青信号だけど・・・
黄色に変わるかも・・・
アクセル緩めて様子を見てみよ~っと!
信号の変わり目を上手く対応するには、信号への予測と構えの運転が大切です。
(*注釈)
- 大きな交差点などで導入されている、赤色の灯火のまま矢印のみで直進・右折・左折を指示する、セパレート式の信号機もあります。
- 車両のみ通行、または歩行者のみ通行できる、歩車分離式の信号機もあります。
【20・信号の変わり目を予測する】と併せて読みたい運転の豆知識
【20・信号の変わり目を予測する】と併せて交差点の通行で活用下さい。
4・ウインカー合図の車両に注意 7・右折待ちのポイント3つの確認 10・交差点が渋滞時の運転 11・交差点の右折と左折の速度 32・右左折時のふらつき 42・交差点右折の待ちかた 43・セパレート(矢印)信号右折の待ちかた 49・複数車線の交差点での右左折方法