運転中の視野は広く|ペーパードライバー運転初心者に役立つ運転の豆知識
22・運転中の視野は広く
運転中の視野は広く、運転中の視野はどの辺りまで見て運転していますか?
そのヒントについてペーパードライバー運転初心者に役立つ運転の豆知識を紹介しています。
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運転中の視野は広く
前回は、「21・運転中の視点は遠くに」でした。
運転中は、視点を遠くにすると前方の状況が早く目に入るので、対応や準備に余裕ができることに触れました。
では、問題です。
この場面、どこまで見て運転をすればいいでしょうか?
え?どこまでって・・・視点は遠くまででしょ?
はい
「はい」って・・・だから遠くまででしょ?
その通りですが・・・
その通りですが・・・がぁ? 「ですが・・・」ってクイズ番組と違うっちゅうねん!
視点は遠くまでですが・・・。
おっ?ツッコミに無視かぁ?!
視野は、どこまで見ていますか?
視野?・・・視点ではなく視野?
はい
自分が走行している車線の幅くらい・・・かな。
え?
え?って・・・ま、まさか・・・アカンかった?
自分の走行している車線の幅くらいまでしか見ていないなら、視野が狭いです!キッパリ!!
先のやり取りは兎も角として・・・(苦笑)
前回は視点を遠くにでしたが、今回は視野について少し触れたいと思います。
運転中の視点を遠くにすると、必然的に視野も広く開けて見えるのですが、自分の走行している車線の上下だけの視野になりがちです。
対向車側にバスが停車中、対向車が中央線寄りに走行してきています。
対向車線の方も気にして見るようにしてみましょう。
対向車が、駐車車両や自転車などを避けるため中央線に寄ってきたり、中央線をはみ出してくるかもしれません。
自分の走行している車線だけを見ていると、それら対向車の動向の読み取りや予測ができず対向車が中央線に寄ってきた場合、慌てて操作をすることになり危険な運転につながってしまう恐れがあります。
じゃぁ、自分の走行する車線だけでなく対向車線まで、車道全体を見て運転すれば良いのねん?
いいえ、道路全体を見て運転するようにしましょう。
いいえ!って、キッパリ言っちゃって!だから、自分の走行している車線だけでなく対向車線も見て車道全体でしょ?
実は・・・道路というのは車道だけではありません。
ゲッツ!・・・いや、間違えた・・・
ゲッチュッ~!!・・・あ、また間違えた・・・(汗)
ゲッ!マジっすかぁ?!
オレは「ゲッ!マジっすかぁ?!」って言うのに、どれくらいかかってんねん!
一人ツッコミはさておき・・・
・・・(汗)
道路というのは車道だけでなく歩道もなんですよー。
なので、歩道も含め道路全体を見て運転するようにしてみましょう。
歩道前方に歩行者二人組みが歩いています。
歩道の自転車は車道に下りてくる恐れがあります。
前車は中央寄りに走行して歩道から間隔を空けて走行しています。
脇道や駐車場から車両が出てきたり、更に怖いのは自転車が歩道から車道に下りてくる事も多々あります。
脇道や駐車場から車両が出てくるだけでなく、自転車が歩道から車道に下りてくるなども考えられます。
歩道と車道に自転車が走行中です。
ベージュ服の自転車が脇道から歩道に入ってきたので、車道の自転車は更に右へはみ出てくるかもしれません。
車道だけを見ていると、自転車の動向の読み取りや予測ができず自転車が歩道から車道に出てきた場合、慌てた動作から危険な運転につながるだけでなく、接触してしまう事になりかねません。
歩道から車道まで、道路全体を見るくらい視野を広く取って運転するようにしましょう。
対向車が中央線寄りまたは中央線をはみ出してくるかもしれません。
左側に少し寄せたいですが歩道に自転車が走行しています。この場合は、走行位置を変えず徐行しましょう。
右車線は、追い越し車線から右折車線に自然と変わる交差点です。
渋滞の左車線から車両が急に前方に入ってくるかもしれません。
先にも記しましたが、視点を遠くにすると必然的に視野も広がるのですが、自分の走行している車線だけの上下の視野になりがちです。
車道を走行している自転車は目に入っていても・・・
歩道を走行している自転車まで目に入っていないことが・・・
視点を遠く・・・
視野を広く・・・
車道だけでなく歩道も道路です。
道路全体を見て運転なさって下さいネ。
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